なんでも鑑定団|葛飾北斎の筆頭弟子とは?(12/4)

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浮世絵

2018年12月4日(火)の「開運!なんでも鑑定団」では、葛飾北斎の筆頭弟子の作品に衝撃の鑑定がでるそうです。

葛飾北斎(1760~1849年)の筆頭弟子ということで凄い人物なんでしょうが、誰?って感じですよね(笑)

というわけで代表的なお弟子さん3名について調べてみました。

  • 魚屋北渓(ととやほっけい)
  • 蹄斎北馬(ていさいほくば)
  • 昇亭北寿(しょうていほくじゅ)

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魚屋北渓(ととやほっけい)

北斎の画風に最もよく似ていたのがこの魚屋北渓(1780~1850年)だといわれます。
この後に紹介する蹄斎北馬とともに北斎の弟子の双璧。

元々は江戸の四谷で魚屋だったので、「魚屋(ととや)」と称しました。
落語家のような感じですね。遊び心というか、茶目っ気があります。

魚屋北渓は71歳まで生きたので、当時としてはかなり長命といえるでしょう。

「魚屋北渓」で画像検索してみると作品が沢山ヒットします。

⇒ Google画像検索「魚屋北渓」

なるほどダイナミックで迫力のある構図はお師匠の北斎に似ていますね。

東京・杉並の妙法寺には魚屋北渓の傑作大絵馬「お題目図」が現存するそうです。

  • 妙法寺
    東京都杉並区堀ノ内3-48-8

最寄駅は東京メトロ丸の内線「東高円寺」徒歩約15分。「新高円寺」駅から徒歩約13分。
大きな「南無妙法蓮華経」が描かれているとのことですが、一般公開ではないようで残念。

菩提寺は杉並の立法寺(りゅうほうじ)「葵園老人北渓君之墓」。

  • 立法寺
    東京都杉並区和田2-16-13

最寄駅は東京メトロ丸の内線「中野富士見町」駅から徒歩約8分。

妙法寺も立法寺も日蓮宗のお寺です。

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蹄斎北馬(ていさいほくば)

魚屋北渓と並ぶもう一人の高弟が蹄斎北馬(1771~1844年)です。

神田の貧しい御家人の家に生まれたものの、武家を嫌って若くして隠居
家督は弟に譲り、絵描きになるため北斎に入門しました。

貧乏武家とはいえずいぶんと思い切ったものですね。
どうやら北斎のもとには、北馬をはじめ個性豊かなはみ出し者の弟子たちが集まっていたようです。

キャリアの途中からは肉筆画に専念。
そして後年は北斎から離れ独自の画風の確立に挑みました。

北馬が得意としたのは美人画
こちらも「蹄斎北馬」で画像検索すると沢山ヒットします。

⇒ Google画像検索「蹄斎北馬」

なお、春画はあまり手掛けなかった模様。

蹄斎北馬の没年は75歳。魚屋北渓同様長生きでした。

洋の東西を問わず、画家には長命の人が結構多いですよね。
「画家は長命、作家は短命」などとも言いますね。

葛飾北斎(89歳)、モネ(86歳)、ピカソ(92歳)、横山大観(90歳)、梅原龍三郎(98歳)、片岡球子(103歳)。

やっぱり心から好きなことに打ち込む喜びが長生きに繋がるのでしょうかね。

なお、残念ながら北馬の墓所は不明です。

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昇亭北寿(しょうていほくじゅ)

あともうひとり、「北斎の弟子」としては昇亭北寿も挙がってきます。

昇亭北寿の生没年は不詳。
北斎の初期の門人で、風景画を得意としました。

門人でありながら当時すでにかなり有名で高い評価を得ていました。

師である北斎と同じく、遠近法を意識するなど西洋風の表現に特徴があります。
「昇亭北寿」で画像検索してみてください。おおなるほど!とうなずけると思いますよ。

⇒ Google画像検索「昇亭北寿」

作品ごとに異なる雲の表現。そして空を広く描く構図が印象的です。
遠景でも細いながらも明確な線で輪郭を描いているところに、個性が表れていると感じます。

まとめ

というわけで葛飾北斎の筆頭弟子(であろう)3人の浮世絵師についてのまとめでした。

  • 魚屋北渓(ととやほっけい):北斎の画風に最も忠実
  • 蹄斎北馬(ていさいほくば):美人画
  • 昇亭北寿(しょうていほくじゅ):西洋の画法を意識した風景画

はたして12月4日の「開運!なんでも鑑定団」で衝撃のプライスをつけるのはこの3人のいずれかの作品なのでしょうか?

本放送を楽しみに待ちます!

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