NHKスペシャル「イゾラド族」とは?アウラは何を語るのか

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アマゾン

2018年12月16日(日)NHKスペシャルは「アウラ 未知のイゾラド部族 最後のひとり」が放送されます。

現代文明と接触のない民族の「最後の一人」というアウラなる人物が、自らの仲間たちの最後について語るというこの番組。

謎や未知のことばかりで興味が掻き立てられます。ついて「イゾラド族」や「アウラ」について調べました。

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イゾラド族とは?

「イゾラド」とは、「隔絶された人々」という意味のスペイン語・ポルトガル語。

ちなみに英語では「isolated」(アイソレイテッド/孤立)。

特定、固有の民族を指すのではなく、現代文明と接触を絶ったまま、石器時代同様の生活を守り続けている人々のことを指します。

外部との接触を拒んでいるため、言語や人口、生態などは謎のまま。

アメリカ大陸の他の先住民がそうであるように、人種としてはモンゴロイドということになります。

我々日本人と同じというわけですね。

アマゾン森林地帯、ブラジルには77のイゾラド族が、ペルーでも15ほどの部族が確認されています。

こちらはペルーのマシコ・ピロ族との接触を試みた際の映像

アマゾンの広大な面積と、森を分かつ巨大な河が、イゾラド族の孤立生活を支えてきました。

以前は300万人、700ほどの言語、部族に分かれて存在していたものの、20世紀以降現代文明との接触が発生。

その過程で免疫をもたない病気がもちこまれ、なんと人口が90パーセント減少してしまったそう。

ヤノマミも同じくアマゾン奥地に暮らす部族

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2009年にNHKスペシャルで放映され大きな反響を呼んだ「ヤノマミ」。

ヤノマミ族はアマゾン奥地で石器時代同様の生活を続ける部族です。

主にブラジルとベネズエラにまたがる地域に住んでおり、3万人近い人口を持っています。

ただ、現在のヤノマミは1980年代頃までに現代文明との接触を受け入れ、政府の保護を受けています。その上で自分たちの生活様式を守っているので、「イゾラド」ではありません。

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近年、イゾラド族による周辺地域の襲撃が発生

近年、近くの村を襲う事例が発生しており周辺住民を不安に陥れているとのこと。

しかし、なぜずっと接触を絶ってきたイゾラド族が、外部に害をなすようになったのか。理由はわかっていないそうです。

被害を受けた住民側がイゾラド族への恨みをつのらせるなど、ただでさえ不安定な生存条件がますます危うい状況になっています。

イゾラド最後の二人だったアウレとアウラ

30年前、アウレとアウラという2人のイゾラド族の男性がブラジル政府に保護されました。

彼らは部族固有の言語しか解さないため会話が通じません。

専門家が解読を試みるも、30年かけてわずか800語しか判らないまま。

二人のうちのアウレが亡くなり、アウラだけが残りました。

孤独になったアウラが繰り返し発する言葉が、どうやら部族の死について語っていることが判明。

彼らの部族にいったい何が起こったのでしょうか?

イゾラド族による周辺住民への襲撃も、アウラの仲間たちの滅亡に何か関連があるのでしょうか?

このアウラの語る内容こそが今回のNHKスペシャルにクライマックスになる模様。

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未接触部族は今どのくらいいるのか?

ところで、未接触部族というのは、世界にどれくらいいるんでしょうか。

調べたところ、現在100ほどの存在が確認されているそうです。

とすると上述のブラジル(77)とペルー(15)でほぼ全部ということになりますね。

ただ、インド洋の北センチネル島にも、センチネル族という未接触部族が存在します。

インド領ということになっていますが、彼らも「鎖国」、部外者を頑なに拒み続けています。

北センチネル島は、アンダマン諸島という大小300ほどの島のなかの一つ。島の面積はわずか59.67k㎡。

東京都世田谷区の面積58.08k㎡とほぼ同じ。

他の島の住民とは違う言語を話し、なんと数千年の間外部と関わっていないらしいです。

人口は50人とも200人とも400人ほどとも言われており、つまりよくわかっていません。

外部の人間が島に近づくと、槍で攻撃してくるそう。

完全に交流を拒絶しているため、インド政府はいまだに彼らと接触できていません。

こちらも、アマゾンのイゾラド族と同じかあるいはそれ以上に謎に満ちた存在ですね。

まとめ

イゾラド族と、民族最後の生き残りアウラについてでした。

部族が消滅し、二人だけ残されたアウレとアウラ。

少ない人数とはいえ、数百年あるいは千年以上続いてきた部族が無くなるというのは相当な出来事でしょう。

いったい彼らの身に何が起こったのか。

一番考えられるのはやはり、外部と接触したことによる疾病のまん延でしょうか。

12月16日(日)のNHKスペシャルでアウラが一体何を語るのか、とても気になります。

普段の生活で「アマゾン」というと、本や生活品を買うあっちのアマゾンのことが最初に思い浮かぶ私。しかし今回色々調べているうちに南米大陸の巨大な森林地帯への関心が非常に高まりました。

念のため事前予約をしたうえで、本放送を楽しみにしています。

なお放送当日12月16日(日)は、午後2時から夕方5時半まで、このアマゾンシリーズ「NHKスペシャル選 大アマゾン 最後の秘境」4回ぶんがNHK総合テレビで一挙に再放送されます。こちらも併せて必見!

(おわり)

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