子供がお餅(おもち)を詰まらせたら?対処法や予防法はこれ!

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子供がお餅(おもち)を詰まらせたら?対処法や予防法はこれ!

正月になると帰省先や実家で雑煮やお餅が出て来て、自然と口にすることが増えるお餅。
また、自治会や児童館などでも、年末年始のシーズンは、餅つきをする機会があったりします。

けれども、“お餅”って、飲み込みにくいので、喉を詰まらせてしまったりで、実は気をつけないといけない食べ物。

そこで、餅を詰まらせない為の予防法や、万が一、詰まらせてしまった時に慌てない為にも対処法をお伝えしていきます!

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餅詰まらせによる救急搬送者数は?

2018年、都内の元旦だけでも、餅をのどに詰まらせ、15人が救急搬送されたと発表されています。
しかも、そのうち2人が死亡し、7人が心肺停止や意識不明の重体となりました。

この15人は55~90歳の男女15人とのこと。乳幼児は含まれませんでしたが、老人と同じく、乳幼児は咀嚼の力が弱いので、気をつける必要があります。

また、餅をのどに詰まらせて救急搬送された方を見ると(東京消防庁発表)毎年100人前後いることが分かります。

※()の人数は65歳以上の高齢者

  • 平成25年→115人(102)
  • 平成26年→112人(103)
  • 平成27年→99人(88)
  • 平成28年→101人(88)
  • 平成29年→94人(87)

参考URL:http://www.tfd.metro.tokyo.jp/camp/2018/201812/camp1.html

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餅詰まらせなど窒息死での年間死亡者数は?

消費者庁がまとめた「不慮の窒息」による月別死亡者数によると、餅を食べる機会が多い1月が最多となっています。

不慮の窒息なので、餅だけではないのですが、その数なんと全国で毎年約1300人……!

1月だけで、1300人の方が亡くなっているのです。そのうちの90%は高齢者の方ですが、残りの10%は、その他。
つまり子どもも含まれます。

年間ではというと、なんと窒息死で4000人近くの方が亡くなっているのが分かります。

参考URL
https://blogos.com/outline/24046/

窒息死は餅だけが原因とは限りませんが、年間に4000人も命を落としているなんて結構、衝撃です。

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子どもの餅詰まらせを防止する為には?

餅をはじめ、子どもの窒息は、何が何でも避けたいですよね。
消費者庁が、以下の注意喚起をしています。

  • 乳幼児向けには、食品は適切な大きさにして、よく噛んで食べさせる。
  • 乳幼児の食品に表示されている月齢などは目安であり、食べる機能の発 達には個人差があることも考慮して食品を選ぶ。
  • 食事の際は、誰かがそばにいて注意して見ているようにする。
  • 急いで飲み込まないよう、ゆっくりとよく噛み砕いてから飲み込むよう 注意をうながす。
  • 食べ物を口に入れたまましゃべったり、テレビを見ながらの食事はさせ ない。
  • 遊びながら、歩きながら、寝ころんだままものを食べさせない。
  • 食事中に、びっくりさせるようなことはしない。
  • 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食べ物を与えないように、よく 注意する。

引用元:消費者庁
http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11010180/www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/vol/20121227.php

餅を食べながら、歩き回ったり、寝転んだりなんて論外ですが、帰省先などではバタバタしがち。子どもが食べている時は、絶対に目を離さないようにしないとですね。

また、乳児にはお餅は与えない!
お餅は誤嚥のリスクが高い食べ物なので、3歳までは与えないようにと最近言われています。

餅詰まらせたら掃除機が有効?

結論から述べると、基本的に掃除機はNG!

理由は、掃除などに使う先端が細くなったノズルをつけ、更にきちんと差し込んだ上で使わないと、舌や口蓋垂を吸い込んでしまう可能性があるから。

その上、最近の掃除機は、吸引力抜群なので、肺を痛めるのだとか。

下記に、肺をペットボトルに見立て、掃除機で吸った実験のサイトがありますので、ご参考まで。

⇒ 窒息対応 掃除機がダメな理由

もちろん、掃除機で助かった人も居ますが、基本的に、子どもが窒息している時は、親や周りも動揺しているはず。

冷静に掃除機を使いこなせるとは限らないし、子どもの臓器は、大人よりもダメージを受けやすいので、掃除機はNG。

ただ、今は在庫切れのようですが、以前テレビで紹介されたように、掃除機につける吸引ノズルというものも販売されているようです。

⇒ 吸引ノズル

とは言っても、一般家庭でわざわざ買わないですよね。次に、万が一、餅が詰まった時はどんな対処をすべきかお伝えします!

餅を詰まらせたときの対処法は?

餅を詰まらせた時、

  1. 意識があるか
  2. 意識がないか

で対処法が変わってきます。

まずは意識がある時から。

①意識があるとき

口の中に入っている餅を手でかき出します。ただし、喉の奥に手を入れると逆に食べ物を押し込んでしまうことがあるため注意。

舌の付け根を押さえて、吐き出させるようにします。
万が一それで取れない場合は、次のステップへ進みます。

【背部叩打法】

  1. 膝の上に子どもを抱きうつ伏せにさせる
  2. 背中をトントンと強くたたき吐き出させる

【ハイムリッヒ法 】

  1. 子どもを立たせて背後にまわり、子どもの両脇の下から手を回す
  2. 子どものへそを確認し、へそとみぞおちの間で両手を組む
  3. へそとみぞおちの間のところを自分の方(手前上方)に圧迫して吐き出させる

動画の方が分かりすいので、見ておくと、いざという時に役立ちます。

乳児はこちら

幼児はこちら

背部叩打法やハイムリッヒ法を試しても、異物が取れずに呼吸困難になった場合はすぐに救急車を呼びましょう。

②意識がないとき

餅が詰まって、呼吸困難に陥り、チアノーゼが見られたり、反応がない、声が出ないといった場合は一刻を争います。

窒息してから3分間が分かれ道とも言われています。直ちに119番通報をして救急車を呼び指示を仰ぎましょう。

待つ間も、救急隊員の指示に従い、状況に応じて気道確保や人工呼吸を行います。

外出先であれば、周囲の人に助けを求めましょう。場所によっては、小児AEDが置いてある場所もあります。

まとめ

子供が餅を詰まらせた時の対処法や予防法をお伝えしてきました。窒息は、もちろん無いに越したことはないのですが、お正月は、親が与えなくても、親戚やらが知らずに餅などを与えてしまうこともあります。

万が一の時は、知識があるだけで、助かる命があります!!!
予防するのはもちろんですが、是非頭に対処法も入れておきましょう。

(おわり)

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